概要
扱いの簡単な合成漆を使って、本格的な金継ぎの工程を一通り体験していただけます。ご家庭で気軽に楽しまれる方はもちろん、本漆を使った伝統技法習得を目指す方の入門としていただけます。
- 所要時間 2時間30分
- 材料・道具 当方で用意いたします。
- かぶれない合成漆を使用します。
- 仕上げに真鍮粉・錫粉を使用します。
- 修理する器の大きさは手のひらに乗るサイズまで(20センチ程度)
時間内に仕上げられる器の数の目安
縁の欠け(1センチ四方以内) 2〜3ヶ所
or 割れ(3ピース以内) 2個
or ヒビ 10本
〈組合せ例〉
縁に1ヶ所(約1cm四方以内)欠けがあるマグカップ 1個
+2ピースに割れたコーヒー皿 1枚
+ヒビ2本入ったお茶碗 1個
器の素材や形状、状態によって時間内に仕上げられない事があります。
お持ちいただいた中から時間内に仕上げられる数をこちらで選ばせていただく場合があります。
事前に以下の項目に画像等を添付してご相談いただけますとスムーズです。
- 大きさ
- 修理箇所の数
- 素材(陶器・磁器の区別や信楽焼、萩焼などわかる範囲で)
お持ちいただく物
- エプロン・腕カバー(塗料が服に付くと落ちません)
- 携帯(カメラ機能を使います)
- メガネ(必要な方)
- 修理する器
- 持ち帰り用の容器 器がすっぽり入る箱やプラスチック容器を器の数だけ必ずご用意ください
注意事項
- シンナー等の溶剤を使用します。
- 修理する器は陶磁器のみ(ガラス・木など陶磁器以外の素材は不可)
- 器は事前に洗って汚れと油分を落として、乾かしておいてください。
修理後は食洗器にかけたり、浸け置きができません。 - 必ず持ち帰り用の容器をご準備ください。
- 合成漆はかぶれの心配はありませんが、服に付くと落ちません。
- カッターナイフや彫刻刀など刃物を使用します。中学生以下の方のご参加はご遠慮いただいております。
また、未成年の方のご参加は保護者と一緒にご参加ください。