金継ぎワークショップにご参加ありがとうございました。

ワークショップ@Rikka Knotさま(京都)

1月21日(日) 
今年初めてのワークショップを京都市内にあるうつわ・こまもの屋Rikka Knotさま店内にて開催させていただきました。

ワークショップでは基本、直したい器を持参いただいています。今回は割れた状態の器を持ってこられた方が多かった印象です。

器の破損状態は大きく分けて3つ。

  • ひび
  • 欠け
  • 割れ

これらが複合的に組み合わさっている場合も多いです。
その中で「割れ」については、まず組み立てて元の形に戻す必要があり、その時に接着剤を使います。

工房での金継ぎは本漆を使って作る麦漆・糊漆と呼ばれる接着剤を使うので手間も時間もかかりますが、組み立てる作業自体は時間的余裕があります。
ワークショップで使用する接着剤は訳あって粘度の低い瞬間接着剤で、塗ってから破片同士がピッタリ合うように調節する時間が数秒しかなく、ほぼ一発勝負です。
割れた器を金継ぎされる方は作業の初期段階でいきなり緊張する作業をしていただく事になります。勿論、私もお手伝いをして2人がかりで作業です。
そんな緊張を乗り越えて、すごい集中力で着々と作業が進んでいきます。

時間はあっという間に過ぎます。

後半は仕上がりイメージを決める塗り付けとクライマックスの粉入れ作業。
塗り付けに使う漆調塗料は4色、仕上げに使う金属粉は2種類あって、それぞれ組み合わせをお選びいただきます。
慎重に塗り付けた後、金属粉を蒔き付けます。傷付いた部分が金色・銀色に浮かび上がり、器に新しい表情が生まれます。

金継ぎ箇所を触らないように慎重に梱包します。
こうしてまた、この先大切にしてくれる人と共に帰って行く姿を見送るのは嬉しいものです。

皆様、細かい作業お疲れさまでした。

金継ぎセットをご購入くださった方、ご購入ありがとうございます。
ひとりでお家で金継ぎできますか?というご質問を受ける事がありますが、できますよ!
材料と基本的な道具があれば、作業自体に特殊な技能は不要です。ただ、きれいに仕上げるにはコツがあります。
そのひとつは地道な作業を工程ごとにきちんとやる事です。ワークショップでは可能な限りそういうコツをお伝えできるように心がけています。お家で気になっていた器たちを直して楽しんでいただければ嬉しいです。

ご参加いただき、ありがとうございました。